週刊金融日記 第738号 AI企業はトークン製造工場を建設してトークンを世界に売る簡単なビジネスです、他
公開日: 2026年07月08日 X
※この記事は2026年07月07日発行の有料メルマガ『週刊金融日記 第738号』のダイジェストです。
// 週刊金融日記
// 2026年7月7日 第738号
// AI企業はトークン製造工場を建設してトークンを世界に売る簡単なビジネスです
// 今後もAIツルハシ株に乗り続けても良いのか
// 銀座の鮨屋はメモリ半導体のように値上がりした
// 年収5000万円マッキンゼー社員と貞操権について
// 他
こんにちは。藤沢数希です。
サッカーのワールドカップは日本が負けちゃったんで、熱心なサッカーファン以外は盛り下がっているのですが、トランプ大統領が、出場停止になっていたアメリカ代表のエースストライカーを、FIFA会長に電話して出場できるようにしたり、国際政治の舞台になってきて、別の面白さが出てきました。
★トランプ大統領は、やはり面白いですね。
https://x.com/kazu_fujisawa/status/2074326824105156850
Xを見ていると、海外移住した大物の日本人YouTuberの家族が、日本に帰るというので話題になっていました。
★なかなかX民の反応は面白かったですね。
https://x.com/kazu_fujisawa/status/2073696368888316388
★海外というか、アメリカとかシンガポールとか香港とかのいいところは、一握りのエリートの給料がものすごく高いことなんで、本当はお父さんだけ単身赴任するのがいいと思うんですよね。
https://x.com/kazu_fujisawa/status/2073979801569001768
★ついでにシンガポールもいろいろディスられる展開になり、とんだとばっちりですね(笑)。
https://x.com/kazu_fujisawa/status/2074040730180628959
最近は、赤道直下のシンガポールの方が夏は東京よりだいぶ涼しいわけなんですが、こういう地球温暖化の話は面白いので、アップデートしようと思っていたんですが、半導体とAIで忙しすぎて、また、後回しです。しばらくお待ちください。
『週刊金融日記 第691号 東京灼熱地獄!地球温暖化で偏西風が蛇行し中緯度帯の大都市にヒートドーム』
『週刊金融日記 第692号 迫り来る気候変動で儲かる企業』
先週は中国のDRAMメーカーであるCXMT(長鑫メモリ)について書いて好評で、今週はYMTC(長江メモリ)について書こうと思っていたのですが、こちらも後回しにしました。しばらくお待ちください。
『週刊金融日記 第737号 Micronと立場が逆転したAppleが泣きつく中国のDRAM企業CXMT(長鑫メモリ)について解説します』
さて、Xサブスクの方では、いま2014年ぐらいのレストラン紹介を見ているのですが、僕がここは美味しい!とか言ってた鮨屋は、当時はおまかせが1人2万円もしなかったんですが、みんな出世して、今はひとり7万円ぐらい取っていますわ。取りすぎだろ、と。これが株式投資なら報われるんでしょうが、レストランの覆面レビュアーは、ちゃんと目利きが上手くいってもぜんぜん報われませんね。とほほ。
東京のレストランは、円が安くなくて、デフレ時代は、安くて、比較的空いてて、サービスも良くて、美味しくて、素晴らしかったなあ、と。だから、僕が中国メインランド旅行をオススメしているのは、こういうことなんですよね。良い観光地って、永遠じゃないんですわ。いまは中国メインランドの高級レストランと高級ホテルの値段が、めちゃくちゃ安くて、空いていて、とても良いんですわ。
『週刊金融日記 第725号 GDP350兆円もある粤港澳大湾区(Greater Bay Area)は観光地としてもとてつもないです』
今回で第5号まで来たんですが、僕のレストラン紹介コラムでは、たぶんいちばんバズった『銀座の鮨屋から学ぶディスる技術と褒める技術』を転載しています。
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●後世に残す金融日記レストランリスト No.5 銀座の鮨屋から学ぶディスる技術と褒める技術
https://x.com/kazu_fujisawa/status/2073424627062518211
今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。
-年収5000万円マッキンゼー社員の男性が独身と偽ってパンパンしていたら訴えられました
-藤沢所長はNVIDIAやハイパースケーラーの株は所有していますか
-中国株から半導体関連に資金を向けるか悩んでいます
-最近の所長の投資に関する発信内容の潮目の変化について
それでは今週もよろしくお願いします。
1.AI企業はトークン製造工場を建設してトークンを世界に売る簡単なビジネスです
今日はAIビジネスが何なのかが、すっきり分かる見方を解説します。AIって、なんかハイテクで世界の天才たちがすごいもの作っていて、米中の覇権争いで、AGI(=Artificial general intelligence、汎用人工知能)が出てきたら、AIが自ら仕事して、他のAIもロボットもどんどん作って、人類が終わる、あるいは、人類がすごいことになる、あるいは、最初にAGIを手に入れたやつが世界の支配者になるんだ!とか、なんかとにかくいろいろ言われていて、分かりにくいが、とにかく、めちゃくちゃAIデータセンターなどに設備投資がされている、というふうに世間では理解されているわけですが、実際は、めちゃくちゃシンプルなビジネスモデルです。
それは、AIはトークン製造工場(=これがAIデータセンター)を作って、そこにNVIDIAから高いトークン製造機を買ってきて、電気エネルギーを投入して、トークンを世界中に売っている、というただそれだけのビジネスです。だから、Tシャツ作って世界にTシャツを売っている工場とまったく仕組みは同じなんですわ。
それで、トークンというのは何かというと、生成AIというのは、単に統計的に次に来る「言葉」を予想しているだけで、知能でも何でもない、とよく昔ディスられていましたが、この言葉1個のことです。英語でいう1単語とだいたい同じなんですが、生成AIが扱いやすいように言葉が各トークンに切り刻まれているので、正確には対応しないのですが、そんなことはAI開発している人以外は気にしなくていいです。とにかく、文章はトークン単位に切り刻まれて、AIはこのトークンの列を操っているわけです。日本語みたいな漢字を使う言語だと、ほとんど1文字=1トークンぐらいになります。
なぜAIの経済性、あるいはビジネスモデルは、トークン単位で考えるのかというと、こうした技術的な意味もありますが、OpenAI、Anthropic、Google、そして、DeepSeekなんかの中国勢が、API(Application Programming Interface、他のプログラムが呼び出して使うための窓口)経由で使う場合の従量課金の価格表が、ぜんぶ「100万トークン単位」になっているからです。
★主要AIベンダーのトークン単価(GPT-5.5 調べ)
https://x.com/kazu_fujisawa/status/2073999339031335378
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2.今週のマーケット
●AIツルハシ株大暴落で相場が大逆流、今後もAIツルハシ株に乗り続けても良いのか!?(金融日記 Weekly 2026/6/26-2026/7/3)
https://www.kinyuunikki.com/market-commentary/20260705-MarketRotationAISelloff.html
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3.ブログではいえないお店
-銀座の鮨屋はメモリ半導体のように値上がりした
現在、過去の金融日記で紹介したレストランをデータベース化する作業をやっていて、2014年辺りの記事を読み返しているのですが、最新情報を調べて一番驚くのが「銀座の高級鮨屋」の価格です。当時は、ひとり2万円でも高い、ひとり3万円以上ならトップエンドの超高級店、と言っていたのですが、いまではおまかせ6万円、下手をすると8万円とか9万円超えになっていたりします。
この狂ったような価格高騰は、「メモリ半導体」と同じ構造ですね。円安で世界中から金持ちの外国人観光客が押し寄せ(AIデータセンター需要が押し寄せ)、凄まじいデマンドショックが起きました。一方で供給サイドは、一流の職人を育てるのには10年はかかり(メモリ半導体の工場もいまから大急ぎで作っても稼働するのは早くて3年後とかです)、そんな職人が独立してお店を出してもキャパシティはせいぜいカウンター10席が限界です。需要が突然10倍になっても、供給曲線が垂直に近い(非弾力的)わけですから、価格が青天井で暴騰するのはミクロ経済学の基本です。
今回は、そんな僕が銀座の鮨にハマっていた当時に書いたレストランコラムを、Xサブスクの方に丸々転載しておきました。これは有料メルマガ記事だったにもかかわらず、堀江貴文さんなどにも取り上げていただき、かなりバズった回です。ミシュラン2つ星の超高級鮨屋『さわ田』を舞台に、中国かシンガポールから来た成金おばちゃん軍団と大将のバトルから恋愛工学を考察した伝説の回です。ぜひ読んでみてください。
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4.藤沢数希の身もフタもない人生相談
-年収5000万円マッキンゼー社員の男性が独身と偽ってパンパンしていたら訴えられました
マッキンゼーの年収5000万円の男性が、独身と偽って、マチアプで出会った女子とパンパンしていて、訴えられたそうです!
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