トランプ大統領とイラン外相がホルムズ海峡完全解放と発表し日米株価は最高値更新も週末にかけて全く開放されてないことが判明(金融日記 Weekly 2026/4/10-2026/4/17)
公開日: 2026年4月19日 X
| TOPIX: | 3760.81, | +0.6% (1w), | +9.8% (YTD) |
| Nikkei225: | 58475.90, | +2.7% (1w), | +16.2% (YTD) |
| S&P500: | 7126.06, | +4.5% (1w), | +4.1% (YTD) |
| USD/JPY: | 158.58, | -0.4% (1w), | +1.4% (YTD) |
| EUR/JPY: | 186.6, | -0.1% (1w), | +1.6% (YTD) |
| Oil(WTI Futures): | 83.85, | -13.2% (1w), | +46.0% (YTD) |
先週(4月10日-17日)のマーケットは、相変わらずジェットコースターのような展開であった。週明け、トランプ大統領とイランのアラグチ外相が、停戦期間中の「ホルムズ海峡の完全開放」を相次いで発表。この平和へのディールに市場は狂喜し、日経平均株価は一時6万円の大台に迫る史上最高値を更新。S&P500も7,100ポイントを超え、日米ともにまるで戦争が終わり全てが解決したかのような相場となった。
しかし、週末にかけて、現実のペルシャ湾では海峡が全く開放されていない実態が次々と判明。政治的な合意を無視するかのように、停戦合意をあざ笑うかのようにイスラエルがレバノンへの激しい空爆を継続し多数の市民を巻き込む惨状が報じられると、現場の革命防衛隊(IRGC)も通航しようとしたタンカーを攻撃。
トランプ大統領の一連のソーシャルメディアへのポストからは、自らが引き起こしたこの泥沼の戦争を早期に終結させたい焦燥感と、それを阻止し続けるイスラエルに対する苛立ちが垣間見られた。少なくとも、彼自身は早く戦争をやめたがっているのは確かなようだ。
しかし、日曜日には再び「イラン国内の発電所や橋などの重要インフラを完全に破壊する」との強硬な脅しを再開し、情勢はこのラリーの前へと逆戻りした。
期待感だけで13%以上も急落した原油価格(WTI)だが、週明けには再び「封鎖プレミアム」を乗せて跳ね上がるかもしれない。史上最高値を更新した株価が、この偽りの開放の反動をどこまで耐えられるのか。市場は再び、空爆されたテヘランの空のような暗鬱な月曜日を迎えようとしている。
●ホルムズ海峡は停戦期間中「完全に開放される」とアラグチ外相…トランプ氏はイランに謝意
https://www.yomiuri.co.jp/world/20260417-GYT1T00331/
●【日本市況】日経平均が史上最高値、米・イラン停戦期待 6万円接近
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-04-16/TDK1OWKGZASU00
●米国株式市場=S&P500・ナスダック最高値、企業決算と中東情勢に楽観的
https://jp.reuters.com/markets/japan/2GJIC3FGTJMEXFCEHV5KGXZGRA-2026-04-15/
●イランがホルムズ海峡再封鎖、接近なら標的に 「トランプ氏信用できず」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR1836Q0Y6A410C2000000/
●イランが海峡再封鎖を通知、「厳格に管理」インド船2隻に攻撃も
https://jp.reuters.com/markets/commodities/7KDVSZAFVNLBLFHLYSG7RMLKKA-2026-04-18/
★イスラエルは相変わらず停戦合意を無視してレバノンを多数の市民を巻き込みながら空爆している。
https://x.com/kazu_fujisawa/status/2045495740940886468
★トランプ大統領の一連のポストから、少なくともトランプ大統領はこの泥沼の戦争を早くやめたいし(自分が最高指導者らを派手に殺害した引き起こしたのだが…)、停戦の約束を守らず攻撃を続けるイスラエルに苛立っていることが窺えた。
https://x.com/kazu_fujisawa/status/2045487063936676186
●【速報】トランプ大統領 協議で合意しない場合には「イラン国内の発電所と橋を破壊する」 米代表団はパキスタンへ イラン側「現時点では代表団派遣は決めていない」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/withbloomberg/2609765
★日本はナフサ不足などでいよいよユニットバスや医療用手袋などの供給が止まりつつある。
https://x.com/kazu_fujisawa/status/2045074167838671286
米個別銘柄の週間パフォーマンス (2026/04/10-2026/04/17)

出所: Google Finance, Yahoo!Finance
香港個別銘柄の週間パフォーマンス (2026/04/10-2026/04/17)

出所: Google Finance, Yahoo!Finance
日本個別銘柄の週間パフォーマンス (2026/04/10-2026/04/17)

出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移

出所: 日経新聞社
直近1年のドル円とユーロ円の推移

出所: セントラル短資
イールドカーブ (2026/04/17)

出所: Bloomberg.com
主要通貨の週間パフォーマンス (2026/04/10-2026/04/17)

出所: セントラル短資
直近1年のS&P500種指数と原油価格の推移

出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD] (2026/04/10-2026/04/17)
![地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD]](charts/Chart20260418_WrdEquity.png)
出所: iShares, Bloomberg.com
今週のマーケット・イベント
4月20日(月)
日3月首都圏新築マンション発売
産業機械見本市「ハノーバーメッセ」(独ハノーバー、-4/24)
4月21日(火)
米3月小売売上高
独4月ZEW景況感指数
4月22日(水)
日3月貿易統計
米20年国債入札
決算:Tesla、他
4月23日(木)
決算:キヤノン、シマノ、Intel、他
4月24日(金)
日3月消費者物価指数(CPI)
日3月企業向けサービス価格指数
独4月Ifo景況感指数
決算:キーエンス、中外薬、ファナック、ルネサス、野村HD、P&G、他
4月25日(土)
4月26日(日)